令和6年岩手県産「ちほみのり」 種籾 20kg

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令和6年岩手県産「ちほみのり」 種籾 20kg

(seed01)

ちほみのり

「ちほみのり」は、東北地域中部では“かなり早”熟期に属する粳種である。耐倒伏性が強く、多収で、いもち病に強く、良質・良食味である。直播栽培においても倒伏は少なく多収である。

主要特性

  • 「ちほみのり」は、2005年に、直播向き・多収・良食味の「奥羽382号 (萌えみのり) 」を母とし、多収で、いもち病抵抗性に優れた「青系157号」を父とする交配組合せから育成された品種である。
  • 育成地における出穂期、成熟期は「あきたこまち」よりやや早く、「まっしぐら」並で、“かなり早”に属する。
  • 稈長は「あきたこまち」より短く、穂長はやや短く、穂数はやや多い。草型は“偏穂数型”である。
  • 耐倒伏性は“強”で、移植栽培、直播栽培いずれにおいても「あきたこまち」より明らかに倒伏が少なく、直播栽培では「まっしぐら」より倒伏が少ない。
  • いもち病真性抵抗性遺伝子型は“Pia, Pii ”と推定される。葉いもち抵抗性は“強”、穂いもち抵抗性は“やや強”である。障害型耐冷性は“中”である。縞葉枯病には“罹病性”である。白葉枯病抵抗性は“やや弱”である。穂発芽性は“やや易”である。
  • 移植栽培における精玄米重は「あきたこまち」より約9%多収で、直播栽培における精玄米重は「あきたこまち」より約24%多収である。
  • 玄米の外観品質、炊飯米の食味は「あきたこまち」並で“上中”である。

栽培適地

「あきたこまち」、「まっしぐら」の作付が可能な東北以南

出願番号
(出願日)
公表日 登録番号
(登録日)
育成者権の存続期間
29143
(2014年4月18日)
2014年9月18日 26435
(2018年1月24日)
25年
(満了日:2043年1月24日)
交配組み合わせ 旧系統名
奥羽382号 (萌えみのり) × 青系157号 奥羽416号

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